11月22日((土)
この日はいつもとちょっと違う食材にチャレンジしました。
まずはソーセージ。本物の羊腸にひき肉を詰めるのです。
もう一つはパン作り。オーブンがないから・・と避けてきた食材です。
始めに今日の目当てを確認します。なんといっても安心・安全が第一。そのためには身支度(エプロン・頭巾・マスク・ビニル手袋)、しっかり手を洗う。
そして美味しく作るために
・ソーセージは低温で短時間に。分量を守る。
・パンはふんわり膨らませるためにこねすぎない。
お話を聞くみんなの態度はいつも以上に真剣でした。
さて、もう一度手を洗ってクッキング開始です。
パングループ(低学年)
ホームベーカリーで一次発酵まで済ませた生地を先生が切り分けます。みんなの視線は釘付けです。そして優しく丸め、細長くしてからカタツムリのようにぐるぐる巻きにします。

ビニル手袋越しのふわふわさらさらのパン生地の手触り・・・ついつい粘土のように自分の好きな形にしてしまう子もいます。一人4つくらい作ったでしょうか。

成形したパン生地は、お湯を張った鍋の中のボウルに並べます。発酵させてみると・・・「膨らんでいる!!」ホットプレートで蒸し焼きにするとほんわか肉まんを蒸かすよ言うな優しい香りが漂ってきます。焼けるまでしばらくお待たせ・・

ソーセージグループ(高学年)
まず厳密に材料をはかります。肉の2パーセントの塩、1%の砂糖、10%の氷水。それから、ハーブの香りをかいでみました。「強烈!」

ナツメグ、ホワイトペッパー、ローズマリー、タイム、バジル・・入れすぎは禁物、みんな慎重に瓶を振ります。

氷で肉をひやしながら体温で肉が温まらないように手袋とビニル手袋を付け、思い切り肉をこねます。

力を合わせ交代でこねた後は、スタッファーと言う道具に入れます。ルーズソックスのように羊腸をたくし上げ、その中に肉を押し込みます。

さあ、いよいよ肉を詰める作業です。美味しくするために入れたバラ肉の細切れが悪かったのか、思い切りバーを押してもなかなか肉は羊腸に入っていきません。パン組の人たちもチャレンジしてみましたが、びくとも動きません。そこで高学年の人たちがぐいぐい押すと、するするっと肉は入っていきました。さすがです。にゅるにゅると肉を入れてひねると、見かけは本当にソーセージです。

これを冷風で乾燥させます。どうなってるかな?と見に行く子もいます。

表面が乾いたところでじっくり茹でます。

色がピンク色になりました。○ャウエッセンとなんか違う色だなー

さて、パンも焼けソーセージも茹で上がりました。みんなで力を合わせて作ったソーセージとパンは格別です。触る・見る・においをかぐ・そして最後は食べる!五感のうちの4つを動員して実食です。お弁当の軽食をいただいた後にパンとソーセージを提供しました。

もうお腹いっぱいかと思いましたが、みんなお代わりをしていました。パンには練乳、ソーセージにはケチャップを付けました。多分お腹はパンパンになったと思います。

「楽しかったあ。」「おいしかったね!!」
この日はお家でもなかなかできない経験が出来たと思います。また、クッキングで新しい食材と出会い、今までにない調理の仕方をするなどのワクワクする経験が出来たらと思いました。
